【2024年最新】 京焼「竹節掛分け鉢」柴田恭久作　陶器

薄作りの轆轤成形による竹をイメージしたシンプルな小鉢です


【サイズ】　径14.5㎝　高さ4㎝
　　　　　　
【素材】　　陶土（粘土）


〇柴田の得意な竹のイメージで制作した「小鉢」
京焼では「陶器で無いものを陶器で作るとどうなるか？」を昔から得意としています
本物の竹ではありえない陶器ならではのデザインを細工で表現しています


〇似せるのではなく陶器でしか表現できない竹の造形を目指しています
器の側面に竹の節の細工をしています
中心は濃い飴色でシンプルにしていますのでどのようにもお使い頂けます


どれも本物の竹には出来ない表現だと思っています


〇京銘竹「白竹」と「漆」をイメージした釉薬で竹の色合いをを表現しています
竹の細工部分に使っている黄色の釉薬も内側の漆に見立てた飴色も柴田窯で作ったオリジナルの釉薬です

竹製品と漆は古くから相性が良く様々なものに使われてきました
その相性の良さを器の色合いに取り入れられないかと試行錯誤してまいりました
デザインはシンプルで新しいですが色合いは日本人の記憶にある風景で落ち着いた印象を与えます


〇複数枚の重なりがとても良いです
薄手の器ですが色々な場所に欠けにくくする工夫をしています
竹節掛分け鉢では口つくりを少し外側に反らせることで真上からの衝撃を面で受ける作りにしています
そのために複数枚で重ねていただいても口縁が当たらないためにスッキリと収納していただけます



〇伝統的なサイズにこだわる
【竹節掛分け鉢】は昔から作られてきた『向付』の大きさで制作しています
サイズで個性を出すことは器作りでも大事なポイントですが昔からのサイズで作るのには理由があります

日本の文化には様々なサイズが長い時間の中で定まってきています
それは器や食に関する道具（お箸やお椀や折敷、茶托など）だけではなくお菓子や料理などの食品、テーブルやお部屋の大きさに至るまで様々に生活の中で取り入れられています

そんな日本の文化の中で自然と特に難しいことを考えなくてもお使い頂くには昔からのサイズで作ることが一番良いと思います

どんなものをお皿にのせよう！と色々驚くような使い方をしていただいても日本の生活のなかのあらゆるものに自然と喧嘩しない、馴染むサイズなので違和感がありません
他の工芸品との取り合わせもとても簡単です



〇デザート鉢または菓子鉢してもお使い頂いております
漆に見立てた飴色にイチゴの色が良く映える！とのお声を頂いております

使っていただく方がそれぞれの思いつくままにお使いくださるのが作り手として一番嬉しいです


〇贈答用などにお使いの場合

御熨斗をご希望の場合は「贈り物の用途」「のし表書き」「記入するお名前」などを備考欄にご明記頂くようお願い致します。
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<竹節掛分け皿（中）>


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<作品の注意点です>
〇天然原料を使用した一点一点手作りの陶磁器のため、窯の焼けによる景色、発色（釉薬の濃淡による色ムラや結晶）、形、模様、大きさなどは多少異なる場合がございます。予めご了承頂いた上で御注文下さいますようお願いいたします。
また表面にピンホールと呼ばれる気泡のようなものがみられる場合がございます。
これは制作工程における性質上出てきてしまうものであることをご了承ください

〇電子レンジ✖、オーブン✖、食洗器✖

〇こちらの作品は目止め処理済みですのでそのままお使い頂けます



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