【2024年最新】 手漉き美濃／因州和紙　掛け時計　菊唐草／あずき

美濃和紙の落水紙と因州和紙である雲竜紙を使用した掛け時計です。

元は真っ白な落水紙と淡いあずき色の雲竜紙でしたが、ニスの重ね塗りによりツヤと趣が出ています。

清流長良川と板取川で生まれる美濃和紙は国の無形文化財に指定されており、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。

美濃和紙の歴史は、1300年以上と言われています。美濃和紙の中でも美しい表情がある、落水紙。
落水紙とは、和紙の材料を混ぜ合わせる糊剤（ねり）を多量に入れて漉いた薄い地紙がまだ湿っているときに、水を噴霧状に落として小さな穴を空けた紙です。

本時計には、菊唐草の柄を使用しています。菊は薬草として伝来したことから「不老長寿」の意味があり、唐草は 途切れることなく蔓を伸ばすことから「長寿と繁栄」の意味があります。

雲竜紙は鳥取県産で、楮（こうぞ）の長い繊維を散らせて流れる雲のような模様に手で漉きあげた紙です。

本時計の文字盤に模様のように見えるのが原料である楮です。

楮は南洋諸島が原産で、もっとも古く日本に移植された植物のひとつです。紙料としての利用は、聖徳太子の時代が始まりとされていて、まるで日本のものづくりの歴史を語ってくれているようです。

文字盤の楮や菊唐草の起伏が陰影を作り、表情のある時計になりました。

数字の代わりにスワロのラインストーン、ホワイトオパールを付けました。見る角度や時間帯により美しいきらめきを放ちます。

この時計にはSKPのムーブメントを使用しています。（「SKP」はセイコータイムクリエーション株式会社の登録商標です。）

時計側の掛け金具と単3乾電池を付属しておりますので、壁側に掛け金具や画鋲などがあればすぐにお使いいただけます。（電池寿命:約1年　精度:月差±20sec）

秒針の動きは、カチコチと音の出るステップ式か、音のないスイープ式をお選びいただけます。ご購入時にメッセージでお知らせください。

サイズは２１ｃｍ＊２１ｃｍです。