この作品は、フランスのマルセイユ地方で18世紀につくられたタロット、トゥルカティ版(Jean François Tourcaty)を模写したものです。
◆この作品は、フランス国立図書館に収蔵されている資料を基に制作しました。 This is a reproduction of the work in BnF Collection. Note: BnF is an abbreviation for Bibliothèque nationale de France.
この絵は〈LA MAISON DIEV〉、日本語では【塔】と呼ばれますが、この絵にはフランス語で「神の家」というタイトルがついています。初見では塔に衝撃が加わり二人の人物が落下し転がり出している様子から、ハードモードでの変化を余儀なくされいてるようにも見えます。一般的にはそうした解説するものが多いようです。けれども絵画として楽しむなら、塔の周辺に描かれた色とりどりの玉をリズムやメロディを表象するものとして捉えて音楽的な要素と考えてみることもできるかもしれません。
◆この作品は、フランス国立図書館に収蔵されている資料を基に制作しました。
This is a reproduction of the work in BnF Collection.
Note: BnF is an abbreviation for Bibliothèque nationale de France.
この絵は〈LA MAISON DIEV〉、日本語では【塔】と呼ばれますが、この絵にはフランス語で「神の家」というタイトルがついています。初見では塔に衝撃が加わり二人の人物が落下し転がり出している様子から、ハードモードでの変化を余儀なくされいてるようにも見えます。一般的にはそうした解説するものが多いようです。けれども絵画として楽しむなら、塔の周辺に描かれた色とりどりの玉をリズムやメロディを表象するものとして捉えて音楽的な要素と考えてみることもできるかもしれません。
絵を眺めつつ、それぞれに、自分だからこそ語れるイメージやエピソードを重ねていっていただければと思います。
●トゥルカティ版について●
トゥルカティ版に特徴的なのは、フランス革命(1789-1799)の余波を受けて王権や教会のシンボルなどが版木から削除された後に印刷された品であることです。【II 女教皇】 や【III 女帝】、【IIII 皇帝】、【V 教皇】などは、描画部分のシンボルやカード下部の名前が消されています。
マルセイユタロットでよく知られているのはコンヴェル版(Nicolas Conver)ですが、トゥルカティ版の絵もそれに負けない魅力があります。
(人物が厳しい表情で描かれているのが、真剣さを表しているようで魅力的!)
この模写作品は、室内に飾り楽しんでいただくことを目的に制作した版画です。背景にゴールド箔を使用しているため、採光条件によって見え方が異なり、さまざまな表情をお楽しみいただけます。
●模写の制作工程について●
模写(描線の転写)、色分版の作成、摺り作業など、制作工程はすべて手作業でおこなっています。そのため、一点ごとに摺り上がりの状態が少しずつ異なります。大きな版ズレのあるものは除外していますが、若干の版ズレは、もとのマルセイユタロットにもあった「ゆらぎ」や「あそび」のミーム継承ととらえてお楽しみください。
一点ごとに写真撮影を行っています。お届けするのは写真の状態のものですのでご安心ください。
それぞれの絵が引き立つよう額を誂えておりますので、お手元に届いてすぐ飾っていただけます。
マルセイユタロット愛好の方はもちろん、これからマルセイユ版を学ぼうとしている方、また、ちょっと変わったインテリア装飾をお求めの方にもおすすめです。
【サイズ】
画 寸 80mm × 156mm
額外寸 290mm × 350mm
※額の規格は「八ツ切サイズ」です。
前面にアクリル板を使用しており、万一の災害時も割れにくく安心です。